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介護離職について考える

介護を理由にした離職が年々増えているということが社会問題になっています。

実際、家族の介護を経験した人でないと、この大変さが実感できないため、

この問題の大きさに実感が湧いていないという感じだと思います。

 

私は祖父が介護施設に入所待ちの間、数ヶ月でしたが

家族で介護をした時期がありました。

ちょうど母と妻が専業主婦で、父親も変則的な勤務、私と妹もは平日の勤務だったため、

祖父の部屋には交代制で誰かが入って排泄の手伝いなどをやっていました。

 

こんなに恵まれた状況で介護に当たる人は少数派で、

介護認定を受けて要介護と判定されても、

介護施設に入れるのは数年かかるとも言われており、介護が必要になった場合、

すぐに入所できず、自宅で数年は対応が必要な状況となっています。

 

主に長男・長女の共働きの夫婦の妻が介護にあたるというのが現状では多いようです。

一人で仕事もしながら介護するのは体力的・精神的に大変です。

そこで職場に迷惑をかけないよう、介護のために離職して、

介護に専念する人が増えているというのが状況のようです。

 

総務省の平成24年就業構造基本調査では、

平成23年10月からの1年間に、約10万人が介護を理由に退職しています。

(総務省 平成24年就業構造基本調査結果 要約 より9ページ参照)

 

働けるのに会社をやめなければならないという状況に危機感を感じます。

介護に対する知識、家族の介護でも会社をやめなくても良い方法などについて

これからは注目して紹介していきたいと思います。

 

少しでも介護離職が減って介護と仕事の両立の参考になれば嬉しいです。

 




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