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注意を促すときには逃げ道を

社内で、家庭で、友人同士などで

相手に間違えを指摘して注意を促すとき、

気を付けたいのが

相手に逃げ道を用意する

ということです。

 

どうしても注意をし始めると、

怒ったようになってしまい、

相手が何か言っても、すべて正論で論破してしまう

といったようになる場合があります。

 

確かに正論で論破することは間違いではありませんが、

そもそも、

相手を注意して自分は相手にどうして欲しいのか?

という目的を考えたとき、

多くの場合が、

相手に間違っていることを認識して、

行動を変えて欲しい。

といったことが目的になるのでは?

 

ところが論破してしまうと

相手は自分を責めることや、

叱った相手に対する不満などを強く感じてしまい、

結局、同じ間違いが繰り返される原因になります。

 

そこで、相手に逃げ道を作り、

言い訳をしても、

「そういうことだったら次から気を付けて。」

「このミスをすると1時間は余分に修正作業をする

人が出るってことも意識しておいてね」

といった注意ができるといいですね。

 

常に言い訳をする場合は

言い訳についての注意も必要です。

 

注意や、叱るときには

一対一でするようにしましょう。

これは相手の心理的な負担を減らすためにも効果的です。

 

注意する方もされる方も、

一度注意したらそれでおしまい。

お互い後に引きずらない方法で注意できるといいですね。

 




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