事務の知識

働き方改革で仕事が増えた中間管理職の方へ

働き方改革で負担が増えた

働き方改革の手段で、

残業時間を減らすだけといったところもあるかと思います。

特に、管理職は残業代が

役職の手当てに含まれているのが普通なので

管理職は残業をして、

残業代が発生する社員は定時で帰る。

 

 

そんな風景が多くの職場で見られるようになったのでは?

と、私もそうですが

そんな感じを受けます。

 

最近、私が退職することになり、

引継ぎをしているのですが、

引継ぎをすることで、自分の仕事が減っていく、

自分の仕事が整理されて、

必要な仕事、不要な仕事、

他の人に引き継ぐ仕事など、

様々なタイプの仕事があることに気づきました。

そこで感じたのが、

管理職は自分の仕事を抱えすぎていないか?

ということです。

 

プレイングマネージャーは仕事を分散するべき

人手不足を理由に、

管理職になる前までにやっていた

業務をそのまま行いつつ、

管理職になった方は中小企業では多いのでは?

 

私が引継ぎをしながら感じたのが

「自分の仕事は、退職しなくても分散できる」

です。

 

やはり会社で働く以上、

自分の仕事が無くなる事の危機感は

誰しも持つものだと思います。

 

しかし、管理職だけが仕事を抱え込むといった

状況は良くありません。

組織の管理まで目が行き届かなくなるため

管理職本来の仕事ができていないという状態になります。

 

そこで、自分の仕事は部下の仕事のレベルより

少し高めのものでも引き継ぐことが

自分にとっても、部下にとっても良いと感じています。

 

部下のモチベーションも上がりますし、

もちろん管理職の仕事も減るからです。

 

引き継いだら仕事が無くなる?

管理職は仕事を手放すことになりますが、

その次の仕事をするために

管理職に選ばれたわけなので

仕事の引継ぎ、役割分担ができたら

組織の管理、

仕事の標準化、

組織内の問題発見、解決

会社の経営に関わる仕事

といったところに目を向けるべきです。

 

管理職の仕事は無くなることはありません。

安心して周囲の人に任せていませんか?

 




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