事務の知識

電卓の数字を記憶して足したり引いたりできるM+M-MRボタン

社会人になってから電卓を使う機会が増えたと思いますが

なかなか電卓の使い方を勉強する機会は無いと思います。

商業科や簿記の勉強をしたような

専門の学校で勉強した人は簿記の勉強はしても

電卓の様々なボタンの使い方まで教わったことがなかったりします。

そこで良く使う便利機能を説明したいと思います。

合計をそのまま次の計算に使う方法

例えば商品の単価と数量を掛けて計算した合計を

全て足していく方法を説明します。

例)以下の合計金額を求めなさい。

 リンゴの単価は150円で50個あります。バナナの単価は120円で20個あります。

 この時の合計金額はいくらになるでしょうか?

まず電卓で、

1 5 0 × 5 0 =

と、入力すると画面に7500と表示されます。

そこで押すのが「M+」のボタンです。

続いて

1 2 0 × 2 0 =

と入力して2400と表示されたらまた「M+」を押します。

これでそれぞれの合計が電卓で加算されて保存されています。

これを呼び出すのが「RM」ボタンです。

RMボタンを押してみましょう。

すると9900と表示されたかと思います。

M+はメモリ加算、RMはメモリ呼び出しボタンなんです

上の例で分かる通り、

M+は電卓に表示されている数字を

メモリ記憶されている数字加算していくボタンです。

そしてM-のボタンはメモリの数字を減算するボタンです。

そしてメモリ内の計算結果を表示してくれるのがRMボタンです。

ちなみにRMの意味はリコールメモリー(メモリーを呼び出す)です。

メーカーによってはMRCボタンの場合もあります。

MRCボタンの場合、

一度押すとMR、もう一度押すとMC(メモリークリア)となります。

せっかく求めた答えをそのまま次の計算に使えるのはとても便利ですよね。

これで仕事もスピードアップしそうですね。




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