事務の知識

「イッピ」って何?いまさら聞けない・・・

社会人になると、よく使われる言葉で、

「4月イッピから変更になります」といった

謎の会話があります。

学生時代には使わなかった言葉ですが、

会社によっては、「イッピ」が標準言語になっているところもあります。

さて、この謎の「イッピ」の意味とは・・・



「イッピ」は「1(いち)の日(ひ)」を略した

造語・俗語といった感じの言葉で、

1日(ついたち)のことです。

先ほどの例で4月イッピといえば

4月1日となるわけです。

経理の仕事をしていると

「4月イッピ付けでこの伝票を処理しておいて」

なんて会話が自然に出てきます。

慣れれば当たり前の言葉も

中途で入社した新人さんや、新卒の人には

謎の言葉のようです。

・・・そういえば自分も初めて聞いたときに

違和感があったのを思い出しますね。

なんだか先輩が言っている言葉を真似していると

自分も仕事ができるような感覚になる・・・

それが会社中に広がっていつの間にか全員使っている

共通言語になるといった感じなんだと思います。

「ゴトウビ」も同様でしょうか?

ゴトウビは、5や10の付く日のことで、

5日、10日、15日、20日、25日、30日

といった日をひとくくりにした言葉です。

この日は支払日、給料の支給日などにしている会社が多いため、

集金で交通量がいつもより多かったり、

銀行なども窓口が込み合う日ということです。

「今日はゴトウビだから早めに行けよ」

なんて上司から言われた事ありませんか?

先人の知恵の一端だとは思いますが、

五十日(ゴトウビ)にはそんな意味があるということを

覚えておくと良いですね。




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